LEDスペーサーは、LEDの高さを決めたり、また複数個のLEDの高さを一定にすることを目的に用いられる電子部品のひとつです。電子部品のひとつですが配線などはなくLEDを設置するだけのものです。その仕組みとしてはLEDから伸びる配線を挿入できる穴があり、そこに配線を通すことで保護し、またLEDを乗せる台座となることで高さを固定することができます。配線を保護するので衝撃に強くなりますし、台座によって安定した状態にすることができます。
LEDは電気エネルギーを直接光エネルギーに変えるため、省エネルギーで発光させることができるため、現代ではランプ類のほかにも照明など幅広くさまざまな場所で使われており、目にするケースの多い電子部品です。しかし、その多くは基盤に直接設置することになるため、高さはLEDの高さに依存します。このため高さを上げるためにLEDスペーサーが用いられます。LEDはその種類によって高さが変わってきます。
このため異なるLEDを取り付けるさいに同じ高さにするためにもLEDスペーサーが用いられ、高さを揃えるために広く使われています。高さを揃えるといった性質から、そのサイズは細かく定められています。またスペーサーは配線は存在せず、台座となるものなので価格も安価です。またLEDスペーサーは縦に取り付けるだけでなく、横取り付けや縦横兼用などさまざまな種類のものがあり、LEDを取り付けるさいの調整に使われています。